ZAIPA BLOG

ザイパブログ

【ザイパブログ】ザイムパートナーズスタッフのブログ

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土曜日に書店をタラタラしていたら、目に留まったので即買い。私は、この方(経沢香保子さん)がトレンダーズという会社を立ち上げて話題になった頃から『カッコいい女性だな』と思っていて、あこがれてもいました。迷わずに進んでいく感じに憧れていましたが、いろいろ大変なこともあったことが今回の本でも書かれていて(そりゃそーなのですが)、華やかに見える方であっても、いろんな失敗を経ているのだなと改めて気づかされました。

正確には、失敗ではないのですけどね。過去の出来事を失敗にするのか・必然的な良き経験とするかは、未来が決めることであって、すべての経験は未来から見れば、必然性のあったものに変えることができます。過去を悔やみ、責めることに意味はない。過去は未来のあり方によって、事実は変わらなくとも受け止め方は変えられます。過去はオール善となり得るし、そのために日々、精一杯生きるということが大切なのでしょう。

・・・と、偉そうなことを述べてますが、お酒飲みながら本を読んで、少しうたた寝してました。精一杯生きてないですね(苦笑)。

少し悩みがちなときは、書店をタラタラ歩いてます。他に大していくところもないのが本当のところですが、そういうときに出会う本に救われているのも事実です。今回の本は、仕事と家庭のバランス・自己実現の狭間で悩んでいる女性にはお勧めではあります。

弊社は女性比率が高い会社ではあるのですが、当の私は、オンナ心の分からない空気の読めないオッサンですので、女性スタッフとの距離感についてはワリと悩みます。振り返ってみれば、個々のスタッフとの関係性に重きを置いてここ数年は仕事をしていたと思います。男女問わず、このヒトに嫌われたら仕事が進まないかもしれないと怯えていたのでしょう。気の小さいオッサンなので(苦笑)

あるスタッフの退職後に思うところあって、昨年の秋くらいにHPを大幅にリニューアルしたタイミングで、個々の関係性を重視するスタイルを止めて、会社としての方向性を示し、その方向性を受け入れてくれてシンドイことも一緒に共有できるヒトとの関係性を良いものにしたいという感じで、今はスタッフと接しています。

この本にもそんなことが書いてあって、自分の今の行動がズレていないかもね、とホッとしているところです。過去の失敗が、これから享受する未来にとって必然的なものであったと思えるように、戸惑いながら行動を変えている最中です。

正直いえば不安で眠れない日もあるのですが、それも後で振り返れば、良い経験になるのでしょう。失敗が他人に語れるレベルになれば、その時点で概ね成功しているのかもしれませんね。

さて、仕事を続けていきたいと考えている女性には、この本はお勧めです。オッサンに何が分かるねんや〜と突っ込まれそうな気もしますが、やはり、仕事と向き合う女性は輝いていると思いますね。家庭優先・仕事優先ではなく、どっちも大事で、そのバランスを許容してくれる会社を見つけ、そのなかで自分のできることを最大化するというのが正しい気がします。許容してくれるからといって、ただ甘えているだけでは女性の社会進出を阻害するでしょう。

男性側としては、今はそこを見極めている過渡期なのでしょうね。女性が働きやすい会社を増やすには、仕事ができる女性が増えることが一番有効なのだと思います。同じように仕事ができる女性と男性がいれば、私なら女性の方を採用する確率が高いかな?だって、その方が会社がキレイじゃないですか、毎日がお花畑ですよ(笑)

と、ささやかな願望が叶うように(?)、仕事を通じて魅力が増していく女性スタッフを増やしたいなと思っていますし、女性を支えるイケてる男性スタッフも同じように増やしたいと考えています。個人的には、女性がやや強く、イキイキ仕事している会社の方が男性的にも良いかなと思っています。いざというときは僕たちが助けるから、普段はよろしくね〜というのがこれからの会社の進む方向としてはイイのかもしれませんね。

 

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