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【ザイパブログ】ザイムパートナーズスタッフのブログ

あっという間に12月になりました。年々1年が早く過ぎていきます・・
?家の大掃除から逃げ出したい気分のスタッフ 伊藤マユミです。

さて、今回のお題は『○○観』です。

12月は一年の終わりの月ですが、今月新たにスタートしたものがあります。
常時50人以上の事業所における、ストレスチェック実施義務化です。

ストレスは目には見えません。 自分は大丈夫と思っていても、実は気が付かないうちに高ストレス状態だった。 という事があるかもしれません。 この制度は、自己の健康状態を客観的に知る事、 メンタル不調を未然に防ぐための一次予防に繋げる事が主な目的となっています。
?検査項目は「職業性ストレス調査簡易表」(57項目)
厚生労働省のこちらのメンタルヘルスのサイトからも項目の確認、セルフチェック(個人のストレスチェック体験版)もできます。? メンタル関係のサイトらしくソフトなイメージでありながら、 様々な立場からの豊富な情報が掲載されています。興味のある方は是非チェックしてみて下さい。

※厚生労働省 労働安全衛生法に基づくストレスチェック制度の円滑な導入・実施のための、ストレスチェックの受検、結果の出力等を簡便に実施できる無料プログラムはこちら

 
これに限らず、”自分の事はよく分かっているつもり”でも、 実は『自分を知る』事は案外難しいものです。

スポーツを取り上げてみても、他人の不得手とするところは見てるとよく分かるのですが、 それが自分となるとなかなか気づくことがきません。 たまに選手が自分のプレイをビデオ撮影して、欠点をチェックしている姿が見られますよね。 物理的に客観視する事も、自己を知る方法の一つのようです。

物事や自己をしっかり客観視することができれば、本当の問題点に早く気づき、いち早く改善に繋げていく事ができます。

ビジネスにおいては、『正しい判断』をするために、できるだけ客観的な事実を多く集める必要があります。 そこにも“客観視する力”が『習慣』として必要になってきます。 社会人として身につけたい能力でしょうが、簡単にはできません。 意識して取り組み続ける必要があります。

時に第三者からの指摘に耳を傾け、自分の状態を知る事もあるでしょう。 それはそれで、謙虚に受け止める柔軟性をもちたいですね。

今回のストレスチェックは、従業員50人未満の事業所には努力義務となっています。 しかし、こういった会社にストレスがないわけではありません。 少ない人数で業務を担っている為、体調不良でしばしば休まれては経営に影響がでてきてしまいます。?社員一人一人が健康である事が、大企業より求められるのです。 故に、会社はいち早く社員の体調の異変に気づき対応していかなければいけません。

『地域産業保健センター』(リンク先は愛知)をご存じでしょうか。
?ここでは主に50人未満の中小企業に下記のような健康確保サービスの支援を無料で行っています。
・産業医又は登録保健師による労働者の健康管理(メンタルヘルスを含む)に係る相談
・健康診断の結果についての医師からの意見聴取
・長時間労働に対する面接指導の支援など
?
こういった第三者機関を利用し、自社の社員の健康状態を客観的に判断してもらうのも、問題の早期発見の一つです。

?さて、冒頭のセルフチェック。私もやってみました! ・・今のところ抱えているストレス、ストレス要素もあまりないそうです。 しかし、続いて警鐘の一文が。

『ただし、仕事が急に忙しくなったり、ストレスになる要素が重なると、急にあなたに重くのしかかる可能性があります』
?
人ごとではありませんね。誰でも当てはまる内容です。いざというそんな時にも、早めに気づけるよう自己を客観視する力を磨きたいものです。

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